夏
SEASON
にぎわいの夏
肌を焦がすような日差しが照りつける夏。皆が心を踊らせる、生きとしけるものの躍動の季節。
黄昏時、砂丘は落日の黄金色に燃え上がる。
やがて、夜の帳がおり、漆黒の闇のなかに漁火がともりはじめる。
そしてそれは、またたくまに光りのベールとなって闇夜を照らす。
妖しいばかりの美しさとなる。
ハマゴウ
砂丘に爽やかな香りが漂います。
ハマゴウが青紫色に砂丘を彩ります。
ネコノシタ・・・猫の舌・・・??
海岸付近には黄色のネコノシタが咲いています。
葉が「猫の舌」のようにザラザラしていることが名前の由来です。
透明度の高い山陰海岸の海
”浦富海岸(うらどめかいがん)”は、日本海の荒波と風雪によって浸食された断崖・絶壁・洞門・奇岩の荒々しい景観が、澄みきった海水や岬に囲まれた白砂青松(はくしゃせいしょう)の穏やかな渚と見事なコントラストを見せてくれます。
また、古くから景勝地として知られ、日本百景(昭和2年)、名勝及び天然記念物(昭和3年)、山陰海岸国立公園(昭和38年)などに指定されるとともに、平成22年10月には、浦富海岸を含む山陰海岸ジオパークが、世界ジオパークネットワークに加盟認定されるなど、学術的にも評価されています。
漁火
夕日が沈みだすころ、海上にぼんやりと明かりが現れます。
イカ釣り漁船の漁火です。